コロナが流行ってからずっと自粛して、ストレスが…
旅行したいけど、コロナも怖いし周囲の目も気になる…
コロナ感染リスクを避けるため不要不急の外出はやめよう。そういわれている中、旅行はしづらいものです。
でも、家に閉じこもってばかりいると体に良くないことも。運動不足で太ったり、外に出ない・人と会わないでストレスをためたりした人もいるのではないでしょうか。
そうならないためにも、適度な運動とストレス発散はしたいですよね。それが、withコロナ時代にマッチした旅を通じてできたら嬉しくないですか?
そこで、この記事ではwithコロナ時代の旅とは? と、今だからこそオススメしたい「旅ラン」の魅力について紹介いたします。
withコロナ時代の旅を考える
不要不急の外出はダメだから、旅はNG。その解釈は正しいかもしれませんが、それだと息が詰まってストレスになる人もいるのではないでしょうか。
withコロナ時代の旅ってどうすればいいのか? 国土交通省と観光庁が提唱するガイドラインに沿って、ご紹介いたします。
「新しい旅のエチケット」「新しい旅のルール」をチェックする
国土交通省と観光庁がwithコロナ時代の旅のあり方について、
- 新しい旅のエチケット
- 新しい旅のルール
というもので紹介しています。
旅行の計画段階から、移動・観光・宿泊する際の注意点などをそれぞれまとめてあります。イラストと動画で紹介されているのでとってもわかりやすいです。
まずは、目を通しておくことをオススメいたします。
COCOAをインストールしておく
スマホを持っている人は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA(ココア)」 をインストールしましょう。
COCOA(COVID-19 Contact Confirming Applicationの略称)は、自分が知らない間に新型コロナウイルス陽性者と接触していたかを知らせてくれるアプリ。厚生労働省が管轄しています。
陽性者と1メートル以内、15分以上接触した可能性があるとスマホに通知が届きます。その際、自分および周囲の人の症状を入力すると、帰国者・接触者外来等の連絡先や検査の受診など案内されます。
自分のためにもですが接触する可能性がある人のためにも、必ずインストールしましょう。アプリのダウンロード先(App Store、Google Play)のリンクを貼っておきますね。
旅行先の情報を集める
旅行先の観光スポットやグルメ情報を集めるのはもちろんですが、自治体や観光協会のホームページも合わせてチェックしておきましょう。
独自のガイドラインに沿って旅に制限がかかる場合があります。行ったけどやっていなかった。人数や時間に制限があって計画どおりに観光できなかった。それだと、もったいないですからね。
コロナ感染症対策はしっかりする
あたりまえですが普段からやっている、感染症対策はしっかりしましょう。
マスクをするのはもちろん、旅行で気分が盛り上がったとしても大声を出したりしない。3蜜(密閉・密集・密接)を避ける。手洗いうがいも忘れずに。
少人数で行動する
仲間で旅を楽しみたい気持ちはもちろんわかります。ですが、withコロナ時代の旅行は1人もしくは少人数で楽しむようにしましょう。
人数が多いと団体行動になるため蜜は避けられません。1人が感染すると一気に広まる可能性もあります。ルールを守って旅ができるだけでも、今は良しとしましょう。
withコロナ時代こそ「旅ラン」を楽しもう!
「旅ラン」は、旅+ランニングの造語。耳なじみがない人も多いと思いますが、ランニング愛好家には昔からある旅の楽しみ方。ラントリップともいわれてます。
旅の移動手段にランニングを加える。たったそれだけのことなのですが、いつもの旅行では得られない発見や達成感があります。なにより蜜を避けられるので、withコロナ時代にこそやっていただきたい。
そんな旅ランについて、ご紹介いたします。ランニングが苦手な人でも楽しめますよ!
旅ランの魅力
旅ランの魅力は、先述しましたが車や電車で移動する旅では得られない発見や達成感があること。蜜を避けられるので、withコロナ時代にはオススメの旅のスタイルです。
車や電車で移動すると、迷うことなく目的地に辿り着けるし疲れることもありません。ですが、走って移動すると目的地以外にも絶景や楽しめるスポット、隠れたグルメを発見できたりします。
走って移動することで、目的地に辿り着いたときに達成感を味わうこともできます。これは、車や電車で移動するだけでは得られない感覚です。
公共交通機関を使わなければ、交通渋滞や時刻表に縛られることはありません。走って移動している時間ですら旅感覚を味わえるので、満足度が高いです。なにより、蜜も避けられます。
NHKのBSプレミアムで放送中の「ふらっとあの街 旅ラン10キロ」という番組をみれば、よりイメージが湧きますよ!
旅ランのやり方
旅ランのやり方ですが、むずかしいことは一切ありません。旅の移動手段にランニングを加えるだけ。ポイントは、車や電車も併用していいという点です。
あくまで、旅ランの目的は旅を楽しむこと。目的地まで絶対に走らなければならないとか歩いてはいけないなんてルールはありません。ペースもゆっくりでOK。疲れたら休めばいいしそのまま電車に乗ってもいいです。
とにかく自由に楽しめるのが、旅ランです。ランニングにネガティブな感情(キツいとかしんどいとか…)を持ってる人にこそ、気楽に楽しんでいただきたいです。
旅ランのマナー
人が多いなと感じる場所では、歩く。もしくは人混みを避けてコースを変更するなど、周りへの配慮はしましょう。ゆっくり走っていたとしても、歩行者からすれば危険に感じるものです。
また、神社仏閣などの境内は歩きましょう。施設によってはランニング禁止のところもあります。事前に調べておくといいでしょう。
あと、汗にも配慮しましょう。お店で食事する場合や公共交通機関で移動する場合は、特にです。タオルやデオドラントシートで汗を拭いてから利用する。あまりにもひどい場合は、着替えるなどしましょう。
旅ランに必要なもの
旅ランは、走りやすい服装(運動しても呼吸が苦しくならないマスクも含む)とちょっとした荷物を入れられるザックがあるといいでしょう。
走りやすい服装ですが、価格やデザイン重視で「ユニクロ(UNIQLO)」や「ワークマン(WORKMAN)」で一式揃えてOK。ただし、靴だけはランニングシューズをチョイスしましょう。
ランニング初心者が揃えておくといい服装について紹介した記事があります。よろしければ、そちらも参考になさってください。
ザックは、リュックタイプとベストタイプがあります。軽量で身体へのフィット感があるもの。走っているときでも動いたりせず、ストレスなく走れるものが◎ アウトドアショップなどでゲットできます。
ザックに入れる荷物ですが、こんなものを入れておくといいでしょう。
- タオル、ハンカチ、ティッシュ
- デオドラントシート
- 着替え
- 常備薬、絆創膏など救急セット
- 日焼け止めなどコスメ用品(女性)
- 生理用品(女性)
- おやつ
- 水、スポーツドリンクなど
- デジカメ、アクションカムなど
- 貴重品
これ以外にも、スマホや小銭を少し持っておくといいでしょう。
より快適な旅ランのために
旅ランして汗をかいたら、サッパリしたいですよね。そして、ビールを一気に流し込んでクールダウンする。最高の醍醐味ではないでしょうか。
なので、旅ランのゴールは宿泊施設か温泉(銭湯、スーパー銭湯も)にしておくことをオススメします。また、ランナーズステーション(ランステ)があれば、そこを発着点にするのもアリです◎
ランステではロッカーを借りられるので、着替えてそこに荷物を入れておけば安心。シャワーも完備しているので、汗をかいて戻ってきてもサッパリして帰ることができます。
まとめ
withコロナ時代ならではの旅のしかた。そして新しい旅の形として旅ランをご紹介しました。
旅は、不要不急の外出になるのでは? と、悩んでストレスになっている人の参考になれば嬉しいです。
ルールとマナーを守って、自分なりに工夫して旅ランを楽しみましょう。運動不足の解消にもなるので、ランニングが苦手な人もこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。