ハーフマラソンを完走しよう! 初心者が知りたい練習内容・食事・大会当日のこと

ハーフマラソンを
走ってみたい!

最後まで歩かずに
完走したいなぁ…

いつかはマラソン大会に出てみたい! ランニングをはじめて間もない初心者ランナーの中にも、そんな目標を持っている人は多くいるのではないでしょうか。

でも、東京マラソンや大阪マラソンに代表されるフルマラソン(42.195km)をいきなり走るのはかなりハードルが高い… だったら、まずはハーフマラソンを走ってみよう! そう考えるのは正しいです。

ハーフマラソンはフルマラソンの半分にあたる21.0975kmを走ります。走りごたえも充分ありますし完走したときの達成感だってしっかり味わえます。しかし、準備を怠ると完走はおろかゴールすることさえ厳しいです。

そこで、初心者ランナーがハーフマラソンを完走するために知りたい「練習内容」「食事」「大会当日のこと」を筆者の経験も踏まえてご紹介いたします。

目次

初心者がハーフマラソンを完走するための練習内容

ランニング初心者がハーフマラソンを完走するためには、ただやみくもに走り込むだけではダメ。遅くても大会3カ月前から準備しておきたいところです。

具体的にどうすればいいのか。1カ月ごとにやっておくといいこと、走力アップに効果がある練習方法について解説いたします。

練習スケジュール

マラソン大会3カ月前までにやること

マラソン大会3カ月前からしっかり練習するためにも、5kmを完走できるようになりましょう。完走とは、文字どおり途中で歩いたり休憩したりしないこと。スピードはゆっくりペースでいいです。

ランニングをはじめたばかりの初心者ランナーは、3kmを完走することすらキツいと思います。最初は、20分のウォーキングからスタートしてもOKですよ。それを週に3日はやりましょう。

少しずつでいいので20分から30分、60分と時間を伸ばしていくと体力もついてきます。その頃になると、走れるようにもなってくるのでウォーキングからランニングへとシフトしましょう。

20分のランニングから30分のランニングへ。気づいたら3kmなんて余裕で完走してた。なんてことも。その延長で5km完走も目指していきましょう。

マラソン大会3カ月前にやること

週3日のペースで5kmのランニングを続けましょう。それにプラスして、休みの日に60分のランニングを2〜3回はやっておくといいですね。

60分のランニングは、距離も走るスピードも気にしなくていいです。とにかく60分、走り続けましょう。河川敷やサイクリングコースのように信号がない場所を走るのがベストです。

時間が長いので、水分とおやつをもっていくといいですよ。手で持って走るのは荷物になるので、専用のポーチがあると便利です。ペットボトルも収納できるウェストポーチタイプのものがオススメ。

おやつはコンビニで購入できる、塩豆大福や干し芋、ゼリー飲料がオススメ。大会でも使える補給食が欲しい人は、エナジージェルを2〜3本用意しておくといいでしょう。筆者は、マグオンを使ってます。

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水分補給やおやつを口にするときは、立ち止まって一息ついてからにしましょう。

マラソン大会2カ月前にやること

60分のランニングを経験すると、明らかにレベルアップしたと実感できるハズです。2カ月前ではさらにレベルアップができるよう負荷をかけていきましょう。

これまでと同様に、週3日の5kmランニングは変わらず。頑張れるなら、もう少し長く走ってみたいですね。7〜8km走れると◎ それが難しい場合は、先月よりもペースアップして5km走ってみましょう。

そして、休みの日の60分ランニングを10kmランニングへとレベルアップさせましょう。回数も2〜3回のペースから5回以上に増やせるといいですね。

10kmランニングも60分ランニングと同様、走るスピードは気にしなくていいです。10km、走り続けましょう。水分とおやつを補給しながらでOK。途中で痛みや違和感があればただちにやめましょう。

マラソン大会1カ月前にやること

マラソン大会1カ月前は、最後の追い込みと本番に向けて調整もしていきます。これまでの練習メニューは維持しつつ、スピードにもこだわっていきましょう。

スピードにこだわる理由は、マラソン大会には制限時間があるため。最後まで歩いたり休憩したりせずに走れたとしても、制限時間をオーバーしたら失格になってしまうからです。

ハーフマラソンの場合、大会ごとに違いはありますが3時間前後が目安になります。仮に3時間でゴールするとして、1kmあたり8分32秒ペースで走り続けなければなりません。

ずっとこのペースを維持できればいいですが、スタミナ切れや故障してペースダウンすることはよくあります。それを踏まえると、もっと速いペースを想定しておく必要があります。

さらにいえば、制限時間はゴール以外にも設けられています。○km地点を○分以内に通過できなければ失格。大会ルールにはしっかり明記されているハズです。それも踏まえたペースで走らないといけないのです。

そのためにも、一定のペースで走り続ける「ペース走」にも取り組んでみましょう。ペース走の詳細については後ほど解説いたしますね。

それと、休みの日の10kmランニングを15〜20kmに延長してみましょう。毎回がムリでしたら、せめて1回だけでも長距離にチャレンジしましょう。

理想を言えば、本番のコースを試走しておくといいです。実際に走ってみると、ゆるい坂でもキツく感じたりまだ完走できる走力がないと分かったりします。本番までに弱点を克服すれば自信になりますよ。

そして、大会1週間前からは練習量を減らしてしっかり疲労抜きをします。ここまでしっかり練習してきたのでしたら、ガッツリ休んでもいいくらいです。万全のコンディションで大会当日を迎えましょう!

練習メニュー

練習内容にもこだわってみましょう。持久力と走力アップに効果がある練習メニューについて、代表的なものをご紹介いたします。

負荷がかかる練習(ペース走・インターバルトレーニング・ビルドアップ走)を毎回やるのは辛いので、週1回でOK。1度に全部やる必要もありません。週を分けて別メニューに取り組むなどしてくださいね。

また、練習をする上で走るペース(タイム)を意識する必要があります。感覚ではなく、ランニングアプリやランニングウォッチを使って計測しながらトレーニングするといいでしょう。

ランニングアプリは、

のいずれかをインスールしておけばOK。ランニングウォッチは、有名どころでは「GARMIN(ガーミン)」。オシャレにもこだわりたい人は「SUUNTO(スント)」をオススメいたします。

LSD(ロングスローディスタンス)

LSD(Long Slow Distance = ロングスローディスタンス)は、ソウル五輪の女子マラソン代表:浅井えり子さんを育てた佐々木功監督が日本に広めた理論。現在でも多くのランナーに支持されています。

一般的に、60分以上ゆっくりペースを維持したまま走り続けるのがポイント。プロランニングコーチ:金哲彦さんのメソッドでは、まず60分走り切る。最終的には90分以上走れるようになることを目指します。

会話をしながらでも走れるペースで、歩くよりやや早いイメージ。キツさはないですが、ゆっくりペースを維持したまま長い距離を走るのはむずかしいと感じるかもしれません。

ゆっくり長い距離を走ることで、心肺機能が高まり持久力がアップします。

ペース走

ペース走は、一定のスピードを維持して6〜20kmを走り続けるトレーニング。トップアスリートから市民ランナーまで、幅広い人が練習メニューに取り入れています。

スピードは大会で目標にしているペースを設定するのが一般的。ハーフマラソンを3時間でゴールしたいのであれば、1kmあたり8分32秒ペースを維持して走ります。

最初は速いペースについていけず3kmすら走れないかもしれません。それでもやり続けましょう。回数をこなせばスピードにも慣れてきます。ペースを維持したままさらに長い距離を走れるようにもなります。

目標にしているペースで走れるようになったら、さらに速いペースを設定して上を目指すのもいいでしょう。

心肺機能がアップして、長距離を速いペースで楽に走れるようになります

インターバルトレーニング

インターバルトレーニングは、速いペースで1km走ったあとに200mジョギングペースでゆっくり走って息を整える。これを5回繰り返します。心肺機能の強化と速いペースで走るためのフォームが身につきます。

速いペースは、大会で目標にしているタイムよりも25〜30秒ほど短く設定します。ハーフマラソンを3時間でゴールしたいのであれば、1kmあたり8分07秒〜8分02秒ペースで走ります。

もっと速く走ろうと頑張りすぎるのはNG。身体がスピードに追いつかなくて転倒や故障する原因にもなります。ムリのないスピードではじめて、慣れてきたらじょじょにペースアップしていきましょう。

心肺機能と筋力がアップして、速いペースで走るためのフォームが身につきます

ビルドアップ走

ビルドアップ走は、ゆっくりペースで走りはじめて段階的にスピードを上げていくトレーニングです。じょじょに負荷を上げていくのでムリなくはじめられます。短時間で効率的にトレーニングできるメリットも。

目標やレベルに合わせて距離とペースを設定します。例えば、5kmのビルドアップ走ではスタートして1〜2kmは普段よりも+10〜20秒ペースで。3〜4kmはいつものペース。5kmは-10〜20秒ペースで。と、こんな感じ。

10kmのランニングなら、2kmごとにじょじょにペースを上げて最後は全力疾走するなど。設定次第で、持久力アップやスピードアップなどさまざまな効果を得ることができます。

短時間で効率的にトレーニングできるメリットがある反面、短時間で追い込むため負荷が大きいデメリットも。トレーニングのあとはしっかりストレッチして、食事、お風呂、睡眠で疲労抜きしてくださいね。

短時間で効率的にトレーニングができる。スタミナの向上とスピードアップに効果的

筋トレ・体幹トレーニング

ランニングは全身をくまなく使う運動のため、脚だけでなく全身をバランスよく鍛えておくと楽に走れるようになります。ジムでやる本格的な筋トレもいいですが、自宅でできる簡単なものからやってみましょう。

同様にインナーマッスルを鍛えておくのも効果的。体幹がしっかりするとランニングフォームが安定するので、ムダのない走りになります。ケガの予防や故障のリスクを減らすことにも。

そこで筆者がオススメしたいのが、腹筋ローラー。車輪に取手がついたシンプルな器具ですが、インナーマッスルを鍛えるのに効果的。合わせて、プランクとスクワットをやるといいですよ。

筋トレと体幹トレーニングで、安定して速く楽に走れる身体へとレベルアップします

初心者がハーフマラソンを完走するために意識したい食事

ハーフマラソンを完走するためにトレーニングするのと同じくらい、食事にも意識を向けてほしいです。食事をおろそかにすると、

  • スタミナが持続しない
  • 筋肉が成長しない
  • 疲労回復ができない

なんてことにも。せっかくトレーニングしても本番でパフォーマンスが発揮できなければもったいないですよね。そのため、食事についてもしっかり向き合いましょう。

バランスのいい食事

ダイエットがきっかけでランニングをはじめた初心者ランナーの中には、

  • 炭水化物や脂質は摂取すると太る
  • タンパク質を摂取したら筋肉になる

と考えている人が少なからずいるように思います。どうでしょう?

炭水化物や脂質は摂取しすぎれば太ります。ですが、ランニングをする上で貴重なエネルギー源にもなっています。また、筋肉をつくる上でも炭水化物は大切な役割を担っています。

筋肉は、損傷と回復を繰り返して成長します。運動すると筋肉組織の一部が損傷します。それを回復するため、タンパク質を取り込みます。回復した筋肉は以前よりも少し大きくなる。これが成長の仕組み。

つまり、筋肉を成長させるには運動は不可欠なのです。そのためにもエネルギーとなる炭水化物や脂質が必要となります。

もし、それがないとどうなるか? 筋肉を回復させるために必要なタンパク質が、運動するためのエネルギーにも使われてしまいます。すると、筋肉の回復が不充分で成長しない。最悪、筋肉が痩せ細るなんてことにも。

炭水化物・脂質・糖質は身体つくりに欠かすことのできない栄養素。それにビタミンとミネラルを加えて5大栄養素といわれます。それらを日頃からバランスよく摂取することがパフォーマンスの向上にもつながります。

ちなみにですが、ビタミン・ミネラルは糖質・脂質をエネルギーに変える「エネルギー代謝」、タンパク質を身体の構成要素と変える「タンパク代謝」に必要な栄養素です。

プロテインやBCAAなど

プロテインは馴染みがない人からすると、飲めばマッチョになる魔法の薬のように思われるかもしれません。ましてやBCAAってなに? そう思われるのもムリはないですよね。

そもそもプロテインとは、筋肉の成長に必要不可欠なタンパク質のこと。食事からも摂取できますが、効率よく摂取するために牛乳や大豆などからタンパク質を取りだしてパウダーやドリンクにしたものです。

そして、BCAA。これはタンパク質に含まれるアミノ酸の一種。バリン・ロイシン・イソロイシンの3つのアミノ酸の総称です。BCAAは筋肉の材料にもなるし運動に必要なエネルギーにもなります。

プロテインやBCAAは食事だけでは補いきれないタンパク質を効率よく摂取するための補助食品です。飲むだけではマッチョにならないので、ランナーも安心して摂取できます。

プロテインは、筋肉を回復する目的で摂取します。寝起きすぐのタンパク質が枯渇した状態や、運動後に筋肉がタンパク質を欲しがってるタイミングで摂取します。食事から摂取するより吸収効率がいいです。

BCAAは、炭水化物や脂肪に次ぐ第3のエネルギーになります。ランニングは長距離になればそれだけエネルギーを消費します。炭水化物や脂質だけでは足りなくなることも。

炭水化物や脂質でエネルギーを補いきれないと、筋肉の材料になっているBCAAも利用しようとします。そうなると、大げさにいえば筋肉が痩せ細ることにもなります。それを防ぐために摂取するのが、BCAAです。

プロテインやBCAAは絶対に必要とまでは言いませんが、試して損はないように思います。実際、筆者はプロテインを飲むようになってから太ももの筋肉が大きくなりました。

プロテインやBCAAについて詳しく書いた記事があります。あわせて読んでいただくと、より理解が深まります。

お酒について

お酒を飲むために走っている。それがモチベーションになっている。そんなランナーがいるのは事実です。しかし、お酒が身体に悪影響を及ぼすこともあります。

そもそもカロリーが高い。酔って食欲が暴走して太る。肝臓がアルコールの分解を優先して、本来の働きである筋肉の合成や回復が阻害される。筋肉の育成に必要な成長ホルモンの分泌が抑制される。など。

利尿作用で身体から水分が奪われて、むくみの原因にもなります。その結果、ミネラルのバランスが崩れて脚がつりやすくなる。レース中に脚がつるとモチベーションが途切れてしまい、そこで終了。なんてことにも。

ランニングのパフォーマンスを考えれば、お酒は飲まないに越したことはありません。ですが、やめる必要はありません。ストレスの原因にもなりますしモチベーションになっている人もいますからね。

せめて、マラソン大会の数日前になったら飲む量を減らすかやめるかして本番に備えることをオススメします。

筆者も昔はお酒を飲んでいました。毎晩、記憶をなくすくらい飲んでましたが二日酔いでハーフマラソンを走って死ぬほどキツかったことを思いだします。

プロフィールページにある過去のレース記録を見ていただくと、想像できるかもしれません。同じレースなのに昨年よりも大幅にタイムが遅くなっていたりDNSしたりしたときは、ほぼ二日酔いでした(汗)

ハーフマラソン大会当日はこんな感じ

ハーフマラソン大会当日についても知っておきましょう。コロナ禍で今までとはちがうこともあるかもしれません。大体の流れを知っておくと、気持ちに余裕も生まれます。

スタート時間の5時間前に起床

スタートするタイミングで身体と脳をしっかり目覚めさせておくためにも、スタート5時間前には起床しましょう。家を出るまでに、食事とトイレは済ませておきたいですね。

時間に余裕があれば、軽い散歩をしてシャワーを浴びるのもオススメ。運動することで腸内が刺激されてトイレが近くなったりシャワーを浴びてシャキッと目が覚めたりします。

ただ、いつもの生活リズムと違いすぎてぜんぜん寝れなかった。そんな人は、もう少し寝て睡眠時間を確保してくださいね。

いつもより早起きするということは前日、早く寝なければなりません。その生活に慣れていないと、寝付けないことも。また、前日の夜は興奮してなかなか寝られないこともよくあります。

寝不足でハーフマラソンを走るのは、初心者ランナーに限らずかなり辛いこと。そのため、3〜7日くらい前からじょじょに早寝早起きにしておくといいですよ。

スタート時間の3時間前には食事を摂っておく

大会当日の朝食は、炭水化物(糖質)が多めで脂質が少ないものを摂取しておきたいです。うどん、おにぎり、おもち、カステラあたりがオススメ。うどんやおにぎりの具はさっぱり系にしておきましょう。

反対に、水分の摂りすぎには注意しましょう。特に、利尿作用の強いコーヒーは我慢しておいたほうがいいですね。

ただ、いつもと違う食事でリズムが狂ってしまうこともあります。お腹が苦しくなったり走ってる最中にトイレに行きたくなったりすることも。

そのためにも、練習の段階でハーフマラソンを走れるだけの食事についても知っておくといいですね。

スタートの1時間30分前には会場に着いていたい

会場に着いてからスタートするまでには、

  • 受付
  • 着替え
  • 計測チップをシューズに付ける
  • 荷物を預ける
  • 準備運動

など、やることがたくさんあります。屋台も出ているので、ぶらぶら覗いてみたいですよね。

ただ、会場はかなり混雑するのでなにをするにしても時間がかかります。スタート時間が近づくにつれて、トイレ待ちの行列ができることもざらにあります。

それを見越して、1時間30分前には会場に着いていたいです。会場に向かうまでの電車や道路も混雑が予想されます。早め早めの行動が気持ちに余裕を生みますよ。

スタートの○分前

以前のマラソン大会では、スタートの30分くらい前からスタートゲートに並びはじめていました。ゼッケン番号ごとに並ぶエリアが分かれていて、自分が該当するところで待機する感じ。

ただ、最近は密を避けるため「ウェーブスタート方式」を採用している大会が多いです。

ウェーブスタートとは、ゼッケン番号ごとに小さいグループをいくつも作り5〜10分間隔でスタートするやり方。前のグループがスタートしたらパッと集まってパッとスタートするので、密を避けられます。

コロナ禍にふさわしいウェーブスタート方式ですが、慣れていないと焦ってしまうかも… 自分がどのグループに属しているのか把握していないとスタートのタイミングを逃してしまうので、ご注意を。

スタート

スタートしたら、絶対に心がけて欲しいことがあります。それは、ハーフマラソンを完走するために練習してきたペースを維持すること。

沿道にいる人からの声援や拍手、周りの選手のペース、大会を走る高揚感などから、スタート直後はいつもよりかなり速いペース(オーバーペース)になりがちです。勢いに乗れたとしても後半で失速します。確実に。

ハーフマラソンを完走する秘訣は、一定のペース(イーブンペース)で走り続けること。理想は、後半でペースアップする「ネガティブスプリット」で走れたら最高です。

そのためにも、スタート直後は自分のペースをしっかり守って走りましょう。周りにどれだけ抜かれても、後半で抜き返すのだからと気にしないでくださいね。

エイド(補給)ステーション

ハーフマラソンですと、コース内に1〜2箇所はエイドステーションがあります。ここでは、水やスポーツドリンク、塩飴、バナナ、軽食などが振る舞われます。

水分と補給食を持っていたとしても立ち寄るようにしましょう。一息ついてリフレッシュできます。ここまでオーバーペース気味になっていたら、クールダウンしてリセットしましょう。

公式カメラマンによる写真撮影

マラソン大会では、コースの各所に公式カメラマンがスタンバイしていることがよくあります。カメラマンが撮影した写真は、大会終了後にHPに掲載されたり購入できたりもします。

記念に残るものです。カメラマンを見つけたら、苦しくてもキメ顔で撮影してもらいましょう。

トイレ

スタート前にトイレに行ったとしても、出るものは仕方がありません。コース内にはトイレが何箇所か設置されています。どこにトイレがあるかは事前にコースマップで確認しておきましょう。

街中の大会でしたら、途中でコンビニに寄ってもいいでしょう。それで失格にはなりませんので、緊急事態にはぜひ活用させてもらいましょう。

折り返し地点

折り返し地点を通過したら、レースもいよいよ後半戦。ここで、自己分析をしてみましょう。

そんなことする余裕もないくらいにヘロヘロでしたら、少しペースを落としてみる。余力があればこのままのペースを維持して最後にラストスパートをかけてみる。など。

のこり3km地点

ここまでくると、周りには歩いているランナーが多くいると思います。これまでペースを維持してきたなら、余力があるハズ。ここからはどんどん周りのランナーを追い越していきましょう。

ヘロヘロでどうしようもなくても、最後の最後まで走り続けましょう。ケガや故障があれば、ムリをせず歩いてゴールを目指してくださいね。制限時間内にゴールすれば失格にはなりませんから。

ゴール

ゴール地点には、公式カメラマンがシャッターチャンスを伺い待ち構えています。はじめてのハーフマラソン。めちゃくちゃ苦しかったはずですが、最高の笑顔でゴールしましょう。

ゴールゲートをくぐったら疲れていたとしてもその場で座り込まず、速やかに移動しましょう。後ろからぞくぞくとゴールするランナーがいますので。

計測チップの回収、記録証の発行など

ゴールしたら、シューズに取り付けた計測チップを外して回収ボックスまで持っていきましょう。以前は、スタッフさんが計測チップを外してくれたりもしましたが、コロナ禍ではそれもないでしょうから。

そのあと、紙の記録証があれば会場内でゼッケンを見せるとその場でプリントアウトしてもらえます。紙がない場合はWebで確認できるハズです。

荷物の引き取り、着替え、帰宅

荷物を預けていたら引き取って、着替えます。そのあとは、会場内の屋台を覗いてその土地の名物を食べたり友達とちょっとだけ歓談して余韻に浸るのもいいでしょう。一息ついてから帰宅しましょう。

初心者がハーフマラソンを完走するには、大会選びも重要

初心者がハーフマラソンを完走するために知りたい「練習内容」「食事」「大会当日のこと」についてご紹介しました。これだけでもノウハウとしては十分ですが、実はもう一つ忘れてはならないことがあります。

それが「どの大会にエントリーするのか」ということ。大会選びは初心者ランナーにとってかなり重要です。中にはエリートランナーですらキツいと思う大会があるほど。

筆者が思うキツいマラソン大会は、名前からしてもヤバい「みかた残酷マラソン全国大会」。兵庫県美方郡で開催される大会(24km)で、うねりのあるコースとアップダウンがランナーをとことん苦しめてくれます。

ランニングをはじめたばかりの初心者ランナーが最初に走る大会ではないです(笑) では、気になる大会選びのポイントはというと、

  • 11月〜3月の期間中に開催される大会
  • 試走しにいける近場で開催される大会
  • アップダウンが少なくて走りやすいコース
  • 制限時間がしっかり確保されている

あたりを押さえておくと完走を目指しやすいです。

11月〜3月の期間中に開催される大会

暑い時期に走るマラソン大会は、走り慣れているはずのエリートランナーですらキツいです。それだけ体力を消耗するし、熱中症になる可能性も十分あります。初心者にはオススメできません。

最初は、秋〜冬にかけて開催されるマラソン大会の中から走ってみたい大会を探してみましょう。

試走しにいける近場で開催される大会

知らないコースを走るより、知っているコースを走るほうが気持ちに余裕が生まれます。コースの特徴を知っていると「もうちょっとで坂だから、ゆっくり走って力を温存しよう」という具合にペース配分ができます。

いつも走っているコースでマラソン大会が開催されるのでしたらいうことないです。そうでなければ、試走にいける近場の大会にエントリーして、少なくても1回は試走しにいきましょう。

試走することで、キツい区間と楽に走れる区間が分かります。今のレベルでは完走すら難しいなど課題も見えてきます。会場に行けば当日のシミュレーションもできるので、気持ちに余裕が生まれます。

アップダウンが少なくて走りやすいコース

マラソン大会には「みかた残酷マラソン全国大会」のようにアップダウンがキツいコースもあれば、平坦で走りやすいコースもあります。初心者ランナーには、市街地を走る平坦なコースの大会がオススメです。

市街地には、道路を挟むように建物が並んでいます。風をさえぎってくれるのでそれだけでも走りやすいです。また、平坦なコースはペースを維持して走りやすいので初心者ランナーに向いています。

反対に、横風がキツい河川敷を走る大会や舗装されていない里山を走る大会は避けたほうがいいかもです。

制限時間がしっかり確保されている

マラソン大会には制限時間が設けられていることがほとんど。ハーフマラソンですと、2時間30分〜3時間くらい。大会によっては、もっと早かったり遅かったりもします。

そして、制限時間はゴール以外にも設けられています。○km地点を○分以内に通過できなければ失格。大会ルールにはしっかり明記されているハズ。

ハーフマラソンで完走を目指すのでしたら、制限時間がしっかり確保されている大会を選ぶのもポイントです。

大会を探すなら、専門雑誌やランネットを活用しよう!

そもそも、マラソン大会をどうやって探したらいいかが分からない。そんな人もいることでしょう。周りにランナーがいれば教えてもらったりSNSで情報収集できたりもします。

それ以外にも、Web、ランニング専門雑誌。そして、ランナーだったら絶対に会員登録しておくべきポータルサイト「ランネット」を活用しましょう。ランニング大会のエントリーにも使います。

ランニング専門雑誌の中でオススメはこんなところ。

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まとめ

初心者ランナーにとって、はじめてのハーフマラソンは緊張もするしワクワクもするでしょう。そんなあなたのヒントに少しでもなれたらと思い、かなり詰め込んでみました。

2021年10月現在は、まだまだコロナ禍でマラソン大会もあちこちで中止になっています。目標にしていた大会が中止になってしまい、悔しい思いをした人もいることでしょう。

でも、それがいつまでも続くわけではありません。ウェーブスタートのように、密を回避する工夫を凝らした大会が開催されはじめているのも事実です。

ハーフマラソン大会を走るそのときまで。モチベーションを維持して、コツコツ練習していきましょう! 練習しすぎたかもしれない。そこまで走り込めたら、いきなりフルマラソンにチャレンジするのもアリですよ(笑)

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この記事を書いた人

ラン歴は10年ほど。ダイエットを機にのめり込み、すっかり沼にハマってます。2019年元日より1日も休まず走り、777日が経過。記念に「旅とラン」をはじめました。同年9月26日、1,000日に到達。最近は、トレランのレースに出ることが多く、変態の高みを目指しています。

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