2021年も残すところわずかとなりました。今年も多くのランニンググッズ・トレラングッズを購入したので、振り返ってみようと思います。
使ってみて良かったものやおススメしたいものを14選、ピックアップしました。中には当ブログで記事にしているものもありますが、隠れた逸品もあります。
2022年のランニングライフ・トレランライフの参考にしていただけると嬉しいです。
2021年、買ってよかったランニンググッズ14選
1. GPSウォッチ「SUUNTO(スント)/SUUNTO9 BARO」
SUUNTO(スント)は、1,936年にフィンランドの冒険家:トーマス・ヴォホロネンが創立した世界的なスポーツ機器メーカー。世界中の冒険家やアスリートに愛用される、スポーツ関連グッズの開発をおこなっています。
そんなSUUNTOのGPSウォッチ「SUUNTO9 BARO」には、大きく3つの魅力があります。
1. GPS追跡がオンの状態で最長170時間記録できるタフなバッテリー
GPS追跡をオンにした状態で25〜170時間、記録できるだけのタフなバッテリーを備えています。これは、トレイルランニングで100マイルレースを走ったとしても余裕で計測できることを意味します。
2. 過酷な自然環境下でもパフォーマンスを発揮できる耐久性
「SUUNTO9 BARO」は、米国国防総省軍用規格(MIL-STD-810G)に準拠しています。極限温度、衝撃および落下、風砂および粉塵、湿度、氷・低温雨など、厳しい条件下におけるテストを経て耐久性が実証されています。
3. 洗練されたデザイン
デザインが洗練されているのも魅力。いかにもスポーツウォッチやGPSウォッチといった雰囲気はなく洗練されているので、普段使いもできます。女性からのウケもよく、男性にとって嬉しいポイントにもなっています。
3つの魅力以外にも、走っているときのさまざまなデータを計測できたりアプリと連携してルート情報をgpxファイルで取り込んだりもできます。
スタイルを選ばずに自由に使えるのは最大の魅力で、2021年ベストバイ1位となりました。価格はそれなりにしますが、買って後悔しない逸品だとオススメします。
2. トレランザック「THE NORTH FACE/ティーアール10」
これまでトレランザックは「ULTIMATE DIRECTION(アルティメイト ディレクション)」のものをいくつか使ってきました。理由は特になく、トレランレースで多くのランナーが使っていたのでなんとなく選んでいました。
今年に入って「THE NORTH FACE/ティーアール10」を知り、使い勝手のよさとデザインに一目惚れして購入。2021年のレースはすべてティーアール10を背負って走りました。
ベストタイプなので、トレランでもしっかりフィットして揺れないのが魅力。メインコンパートメント(荷室)の容量もしっかりあるので、ロングレースにもしっかり対応できます。
中でも両脇にあるストレッチポケットがかなり優秀。ジェルやスマホなどの小物からシェルジャケットなどかさばるものまで、なんでも収納できます。ジェルなら左右10本ずつ入れても余裕があるくらい。
そして、ポイポイ放り込んでも口の部分がしっかりフィットするので走って飛び出すことがありません。走りながらの補給やウェアリングの調整もかなり楽なので、手放せないグッズになっています。
3. 海パン「Manatsulife/ショートパンツ」
ランニング用のショートパンツにオススメしたいのが「Manatsulife/ショートパンツ」。これ、海パンなのですがパッと見ですとトレラン用のショートパンツにも見えるのでランパンとして使えます。
履き心地がよくて、生地が伸縮するので走っていてもストレスを感じることがありません。そしてなにより、コスパが最強すぎるのが嬉しいポイント。1枚:2,000円弱で購入できます。
これでしたら、毎日ガンガン洗濯して生地が破れたとしても罪悪感はないので好きなだけ走れます。洗い替え用にもう1枚買っても家計が苦しくなることはないので、かなりオススメです。
ただし、サイズがタイト気味なので普段よりもワンサイズ上を買っておくといいかもです。
4. リカバリーサンダル「OOFOS(ウーフォス)/OOriginal」
足底筋膜炎を発症して1年以上になります。痛みはかなり和らぎましたが、それでも未だに違和感は残っています。
完治は難しいことは専門家の意見やネットの情報で見聞きしましたが、なんとかしたいと思いたどり着いたのがリカバリーサンダル「OOFOS(ウーフォス)/OOriginal」。
名前の通り、リカバリーを目的に作られたシューズで着地の負担がかなり軽減されます。足裏への負担が軽減することで、膝や腰、背中への負担も減るようです。
私は、スリッパの代わりに部屋で使っています。気になる履き心地ですが、固さはなく柔らかすぎることもない独特なフィット感で足への負担はラクになっています。
その甲斐もあって足底筋膜炎の痛みが和らいでいるのかは分かりませんが、痛みで苦しんでいる人にオススメしたいのは間違いないです。
5. リカバリーグッズ「トリガーポイント/ナノフットローラー」
リカバリーグッズでもう1つオススメしたいのが「トリガーポイント/ナノフットローラー」。床に置いて、足裏でコロコロ転がすようにしてコリをほぐすためのグッズです。
こちらのグッズも、足底筋膜炎をなんとかしたいと思い購入しました。使いはじめの頃はただただ痛いだけでしたが、だんだん痛気持ちよくなり、今は気が向いたときにやる程度。
足底筋膜炎もかなりラクになってきてはいるので「トリガーポイント/ナノフットローラー」の効果もあるのかもしれません。こちらも、痛みで苦しんでいる人に試してみるといいよとオススメしたいグッズです。
6. ランニングシャツ「STAMP RUN&CO(スタンプ ランアンドコー)」
2021年に走ったレースでは「STAMP RUN&CO(スタンプ ランアンドコー)」のウェアを着たランナーをかなり見かけました。それにあやかって、私もノースリーブとTシャツを購入しました。
デザインのかわいさも気に入っているのですが、通気性にこだわった作りになっていて初夏のランニングで大活躍しました。
オシャレも楽しみたいランナーさんでしたら、1着持っておいても損はないですよ!
7. トレランキャップ「milestone/original cap」
トレラン動画が人気のYouTube「ガチオのランチャン」でお馴染み、ガチオさんが被っているキャップと言えばピンっと来る人もいるでしょう。
ツバ裏には「LIGHTING YOUR WAY」と書かれた刺繍が入っています。ツバの部分にワイヤーが入っているので、角度を自由につけられて刺繍を目立たせることもできます。
通気性と被り心地にこだわったキャップで、汗をガンガンかいてもストレスにならないのが魅力。日本人の頭にもフィットするよう考えて作られているのも嬉しいポイントです。
8. ハイドレーション「アルティメイトディレクション/ハイドレーションバッグ」
夏の炎天下の中でかなり役立ったのが「アルティメイトディレクション/ハイドレーションバッグ」。2リットルの水をストックできて、ザックからチューブを伸ばして給水できるのはかなり助かりました。
ポリエチレン製なので、水が入っていない状態ですと丸めておけるのでパッキングの邪魔にならないのも魅力。
ただ1点。購入したままの状態で水を入れるとゴム臭くて飲めないレベルなので、臭いを消すための処理はした方がいいです。私がやったのは、煮沸。鍋でグツグツ煮込んでやりました。詳しくは過去記事をどうぞ。
トレランで長距離レースを走る際には、必携品の中に1リットル以上の水が指定されることもあります。ボトルを何本も持つくらいなら、ハイドレーションを持っていった方がよいですよ。
9. ワラーチ素材「ビブラム8327 woodstock」
ワラーチは、ゴム板に紐を通しただけのシンプルな作りのランニングシューズ? です。ゴム板には「ビブラムシート8338」という素材を使用するのが一般的ですが、厚みが7mmしかありません。
はじめてワラーチを履く人やトレランで不整地を走りたい人にはもう少し厚みのある「ビブラム8327 woodstock」をオススメします。これは厚みが10mmあるので、ほぼ靴と言ってしまってもいいでしょう。
それと、10mmのワラーチは7mmのものに比べると寒さ対策にも貢献します。地面から伝わる冷たさがいくらか軽減される気がするので、冬場でもワラーチランを楽しみたい変態にとって頼もしい存在です。
10. シューズリペア「シューグー」
「シューグー」は、すり減った靴のソールを修理するための補修材です。すり減ったり穴があいたりした箇所にシューグーを盛り付けるように塗布し、乾燥したら形を整えて補修完了。
そんなシューグーですが、ワラーチ作りにも活用します。
ゴム板に紐を通すと、地面と接地する面に紐が出てしまい走るとすれて簡単に切れてしまいます。それを補修するため、紐を覆うようにしてシューグーを塗布します。
以前は、配管工事に使うダクトテープを紐の上から貼って補修していましたが、耐久性がなく数日おきに張り替えていました。ですが、シューグーを使うようになってからは、メンテナンスの頻度がグッと減りました。
アスファルトの上を毎日10kmくらい走ると、1カ月前後でシューグーが削れて紐が見えてきます。そうなったら再度、シューグーを塗布してあげれば大丈夫。これくらいの頻度なので、ストレスなく楽しめるようになりました。
詳しいやり方は過去記事にあります。それと、ワラーチの作り方についても詳しく解説した記事がありますので、興味がある人は合わせてどうぞ。
11. 撥水剤「ReviveX(リバイベックス)/ウォッシュインウォーターリペレント」
レインウェアは雨対策にマストのアイテムですが、その撥水力は経年劣化や汚れの付着によってどんどん低下していきます。例え、数万円もするレインウェアであっても結果は同じこと。
撥水力が低下したレインウェアでトレランを走るとなると、低体温症を引き起こす原因にもなりかねません。命を守る道具ですから、万全の状態を維持したいですよね。
じゃあ、どうすればいいのか? 新しいレインウェアに買い替えることができる余裕がある人はいいですが、それが難しい人は撥水力を復活させてみましょう。
自宅で簡単にレインウェアや衣類の撥水力をアップさせることができる撥水剤「ReviveX(リバイベックス)/ウォッシュインウォーターリペレント」がオススメ。
実際に試して効果は実証済み。抜群の撥水力を実感できますよ。ただし、これも洗濯を繰り返すと効果は弱くなるので、小まめにやることをオススメします。
撥水加工のビフォーアフターを検証した過去記事がありますので、そちらも合わせてご確認くださいね。
12. インナーシャツ「藤和/TS DRY」
冬場のランニングでは、ウェアーのレイヤリングが大事です。レイヤリングとは、分かりやすくいえば汗冷えをしないようにするための着こなしを考えること。
冬場であっても、少し走れば体はポカポカ暖かくなります。そのため着込んで暖かくすることを考えるよりも、汗で衣類が濡れないようにすることを考えましょう。
基本は、ベースレイヤー → ロングスリーブシャツ → シェルジャケットを着用します。そして、今回ご紹介したいのがベースレイヤーになるインナーシャツ「藤和/TS DRY」です。
インナーシャツは、かいた汗を吸い上げて肌をドライに保つために着用します。全体が網状になっているものもあって、有名どころではMillet(ミレー)社の「ドライナミックメッシュ」というものがあります。
しかし、価格がやや高めなところがネック。反面「藤和/TS DRY」は、ミレー社の「ドライナミックメッシュ」に似た構造をしているにもかかわらず、価格は半額程度で庶民にお優しめ。冬のトレランで活用しています。
13. 体幹トレーニンググッズ「竹春/一本歯下駄」
変わりどころでご紹介したいのが一本歯下駄。じつはこれ、トップアスリートが体幹トレーニングで使っているくらい実績があるものです。
私も体幹を鍛えたくて購入しましたが、近くのスーパーまで買い出しに行くのがやっと。かなり慣れないと満足に歩くこともできないので、地道に履くしかないようです。
しかし、世の中には1本歯下駄でフルマラソンのレースを走ったりトレランを走ったりする人もいるくらい。鍛えればできないこともなさそうです。ただ、これで体感が鍛えられたかどうかの実感はないです。
14. モバイルバッテリー「Anker/PowerCore Essential 20000」
最近のトレランレースでは、モバイルバッテリーが必携品になっていることも珍しくありません。そこで購入したのが「Anker/PowerCore Essential 20000」。
メーカーの解説ページには「iPhone11/11 Pro」を4回以上。「Galaxy S10」を約4回。「iPad mini 5」を2回以上フル充電することができると記載されています。緊急災害対策用にも最適とのこと。
ただし、サイズは約158 x 74 x 19mmと大きめ。重さは約343gとこちらもやや重め。ですが、山で連絡手段を確保するためにも必要なもの。値段もそこまでしないので、持っていない人は購入をオススメします。
まとめ
2021年、購入したものの中で良かったものやオススメしたいものを14選、ご紹介いたしました。これ、参考になった! というものが1つでもありましたでしょうか。
今年は、このブログを立ち上げて少しずつ情報発信してきました。少しずつ読んでくれる人も増えてきて、最近はアクセス数をチェックするのが楽しみにもなっています。
1人でも多くの人に役立つ記事を発信していけますよう、2022年以降も記事を書いていきますのでよろしくお願いいたします。来年は、もう少し旅や旅ランの記事を書いていければなと考えています。